人材戦略企業経営広告業界 【テレワーク】社員たちのリアルな声 Vol.2 20.05.11 第2回は、「テレワークでの設備・連絡」のアンケート結果についてお伝えします。自宅で仕事をしていると、会社では当たり前だったプリントでの確認や、対面での打ち合わせができなくなりました。実際に困った社員はいるのでしょうか。具体的な出来事を交えて紹介します。アンケート対象者:アドバンド全社員21名(テレワーク:18名・出社:3名)アンケート実施期間:4月8日~4月17日①設備面で困ったこと最初の質問は、「設備面で困ったことはありましたか?」です。仕事をする環境が変わったことにより、戸惑いはあったのでしょうか。結果はこちらです。7割の社員が「ある」と答えました。理由を聞いてみると、以下のような回答がありました。■出力したいデータがあるたび、コンビニでプリントするのが面倒(1~3年目・ライター)■PCの大きさに対する、机のサイズがあっていない。また、雑誌などサンプルが見られず、困ります。(7~10年目・ディレクター)最も多い声としてあがったのが、「すぐに印刷ができない」。現在はコンビニのネットプリントを活用して、データの出力を行っていますが、都度、利用していると手間がかかってしまうため、印刷する必要があるのかをしっかりと判断しなければなりません。さらに、会社にはデザインのサンプルとなる雑誌が大量にありますが、自宅にはありません。そのため、レイアウトするのに時間がかかるようです。②対面できず、困ったこと次の質問は「社員に直接会えず、困ったことはありましたか?」。出社していたときは、同僚や上司がそばにいるため、急ぎの要件はすぐに伝えられました。しかし、テレワークとなると、連絡手段は電話やチャット、もしくはWeb会議のみです。困った人はどのくらいいるのでしょうか。半数以上の人が「ない」と答えました。システムをうまく活用できている人が多いようです。一方で「ある」と答えた人の意見はこちらです。■直接話せば一瞬で終わることが、チャットだと分かりやすく伝えるのに時間かかり、Web会議するほどではない……というせめぎ合い。(7~10年目・ディレクター)■口頭での相談や質問、情報共有が頻繁には行えず、より迅速な対応が必要な案件の場合は手間。また、個人単位の案件の手づまり具合や忙しさが共有されていない。(1~3年目・デザイナー)こちらを在職年数別のグラフで見てみると、以下のような結果になりました。在職年数が短い人ほど「ない」と答えており、長い人ほど「ある」と答えているのが数字としてはっきりと表れました。ベテラン社員になると、関わっている案件が多く、複雑な課題を抱えているもの。そのため、直接伝えられないことへの困惑が大きいようです。Vol.2 まとめ第2回となったアンケート結果、いかがでしたか。「テレワークでの設備・連絡」では、設備面では困っているものの、チャットやWeb会議などのシステムを上手く活用し、テレワークを乗り切っている社員が多いことが分かりました。次回が最後のアンケート結果の発表になります。第3回のテーマは「Web会議のメリット・デメリット」について。PCの画面ごしに行う打ち合わせだからこそ、都合の良いこと、困惑することがあったようです。最終回の更新をお楽しみに。Vol.1はこちらVol.3はこちらWriting:S.Wアドバンド2年目 ライター某大学の芸術学部卒、母が楽譜を送ってくれるそうです。届いたら練習します。 関連記事 記念誌制作に役立つ6つのアイデア ~企画のヒント~ Illustratorで美しい曲線の矢印を描く方法 新卒採用の新ルール ~三種の神器~ ~すでにそこにある未来~ 大転換期の広告手法 【第Ⅰ部 産業・技術の...
第2回は、「テレワークでの設備・連絡」のアンケート結果についてお伝えします。自宅で仕事をしていると、会社では当たり前だったプリントでの確認や、対面での打ち合わせができなくなりました。実際に困った社員はいるのでしょうか。具体的な出来事を交えて紹介します。
アンケート対象者:アドバンド全社員21名(テレワーク:18名・出社:3名)
アンケート実施期間:4月8日~4月17日
①設備面で困ったこと
最初の質問は、「設備面で困ったことはありましたか?」です。仕事をする環境が変わったことにより、戸惑いはあったのでしょうか。結果はこちらです。
7割の社員が「ある」と答えました。理由を聞いてみると、以下のような回答がありました。
■出力したいデータがあるたび、コンビニでプリントするのが面倒(1~3年目・ライター)■PCの大きさに対する、机のサイズがあっていない。また、雑誌などサンプルが見られず、困ります。(7~10年目・ディレクター)
最も多い声としてあがったのが、「すぐに印刷ができない」。現在はコンビニのネットプリントを活用して、データの出力を行っていますが、都度、利用していると手間がかかってしまうため、印刷する必要があるのかをしっかりと判断しなければなりません。さらに、会社にはデザインのサンプルとなる雑誌が大量にありますが、自宅にはありません。そのため、レイアウトするのに時間がかかるようです。
②対面できず、困ったこと
次の質問は「社員に直接会えず、困ったことはありましたか?」。出社していたときは、同僚や上司がそばにいるため、急ぎの要件はすぐに伝えられました。しかし、テレワークとなると、連絡手段は電話やチャット、もしくはWeb会議のみです。困った人はどのくらいいるのでしょうか。
半数以上の人が「ない」と答えました。システムをうまく活用できている人が多いようです。一方で「ある」と答えた人の意見はこちらです。
■直接話せば一瞬で終わることが、チャットだと分かりやすく伝えるのに時間かかり、Web会議するほどではない……というせめぎ合い。(7~10年目・ディレクター)
■口頭での相談や質問、情報共有が頻繁には行えず、より迅速な対応が必要な案件の場合は手間。また、個人単位の案件の手づまり具合や忙しさが共有されていない。(1~3年目・デザイナー)
こちらを在職年数別のグラフで見てみると、以下のような結果になりました。
在職年数が短い人ほど「ない」と答えており、長い人ほど「ある」と答えているのが数字としてはっきりと表れました。ベテラン社員になると、関わっている案件が多く、複雑な課題を抱えているもの。そのため、直接伝えられないことへの困惑が大きいようです。
Vol.2 まとめ
第2回となったアンケート結果、いかがでしたか。「テレワークでの設備・連絡」では、設備面では困っているものの、チャットやWeb会議などのシステムを上手く活用し、テレワークを乗り切っている社員が多いことが分かりました。
次回が最後のアンケート結果の発表になります。第3回のテーマは「Web会議のメリット・デメリット」について。PCの画面ごしに行う打ち合わせだからこそ、都合の良いこと、困惑することがあったようです。最終回の更新をお楽しみに。
Vol.1はこちら
Vol.3はこちら
Writing:S.W
アドバンド2年目 ライター
某大学の芸術学部卒、母が楽譜を送ってくれるそうです。届いたら練習します。