アドバンド株式会社

イラレでかすれたスタンプ風に加工をしてみよう!

18.08.08
イラレでかすれたスタンプ風に加工をしてみよう!

パスポート、消印、ハンコ……
かすれたスタンプ風のデザイン、よく使いますよね。

今回はIllustratorの透明マスク機能を使ったスタンプ風の加工をする方法をお伝えします

how to 

①まずはスタンプの土台を作成

 ※文字はアウトライン化しなくてもOK
 ※枠線は塗りでも線でもOK


今回はパスポートの入出国スタンプ風にしてみました。

②スタンプの要素を全て選択して、グループ化
③メニューバーの「ウィンドウ」から透明パネルを開く
④マスクを作成

スタンプを選択したまま、透明パネルの「マスクを作成」をクリック。

最初は真っ黒で、全てがマスクされている状態です。




⑤マスクを編集

右側の窓をクリックして選択し、ここに白いオブジェクトを作ります。

スタンプが見えるようになりました。



⑥ブラシツールでかすれを表現

「ブラシライブラリ」から「アート_木炭・鉛筆」の一番上のブラシを選択します。



色は黒にして、どんどん描いていきます。



⑦十分に加工したら、透明パネルの左の窓をクリックしてマスクの選択を解除





これで完成です。




このスタンプのみにマスクが適用されているので、下に他のオブジェクトを敷いてもOK!



アウトライン化してないので文字の修正も簡単です。




tips




●マスクを一時的に解除したい!

shiftキーを押しながら右の窓をクリックすると、マスクを隠すことができます。


●拡大・縮小したら、かすれがズレる!

拡大・縮小パネルの「線幅と効果を拡大・縮小」にチェックをいれて、
かすれ(マスク)も一緒に変形しましょう。


ぜひ使ってみてください!

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