課題が山積み! Webサイトの改訂 ~対象者の心理と行動を理解しよう【販売促進編】~
19.08.20
Point
解決に導くKEYWORD
SEO
Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化のこと。
オーガニック検索において、自社のWebサイトが上位に表示されるよう、
見出しやコンテンツをふくめ調整することを指す。
かつては被リンク数などが重視されていたが、Googleが明言するように、
ユーザーに役立つコンテンツのあるページが上位表示される傾向にある。
リスティング広告
検索ワードに応じて表示される検索連動型広告のこと。
PPC(Pay Per Click)といって、ユーザがクリックするたびに
課金されることが特徴で、GoogleやYahoo!に出稿する必要がある。
配信先コンテンツやユーザ属性による「ディスプレイ型広告」、
特定ページを閲覧したユーザを追跡しつづける「リマーケティング広告」
も含まれる。
MA
Marketing Automationを略した用語で、マーケティング活動を
自動化するための仕組みやプラットフォームを指す。
資料請求や問合せ、セミナー参加、展示会での名刺交換など、
接点のあった顧客をデータベース化。
定期的なコンタクトが可能になり、Webサイトへの訪問など動きを
把握でき、効率的な商談の案件化が可能となる。
前回の記事「課題が山積み! Webサイトの改訂」前編、後編
では、Webサイト改訂の「目的」について考え、それらを
「販売促進」と「人材採用」に絞るべきだとお伝えしました。
今回は、具体的にその対象者となる「見込客」と「就活生」の
心理と行動に注目し、より魅力的なWebサイト制作のヒントを探っていきましょう。
まずは、販売促進編! ※販売促進の対象者=見込み客
見込み客との接点を生み出し営業活動の自動化を図る
販売促進では、製品・サービスの購入を検討している「見込客」をターゲットとします。
見込み客がどのようにして、貴社のブランドや商品と接点を持ち、関心を抱き、
購入意欲を喚起されて成約にいたるのか。
この道筋はカスタマージャーニーといわれ、注目されています。
また、Web上での販売促進はSEM※といい、①SEO対策②リスティング広告の
2つに分かれます。前者は、オウンドメディア等でユーザーの検索意図に沿った
コンテンツを配信し、Googleに評価され、検索結果の上位表示をねらうものです。
後者は、一定の料金を支払って検索ワードに沿った広告を
表示させ、自社のランディングページへと誘導するものです。
どちらにしても、資料請求や問合せの「受け皿」が重要!
見込客をデータベース化し、購入・商談へとつなげる必要があるからです。
これを自動化・効率化するシステムにMAがあります。
いわば進化版CRMといえるもので、導入企業は増加しています。
※SEM・・・Search Engine Marketingの略。
インターネット検索を利用するユーザーに対して行うマーケティングの総称。