アドバンド株式会社

新卒採用の新ルール ~三種の神器~

18.01.11
新卒採用の新ルール  ~三種の神器~

社内ツールは新卒採用活動時の大きな武器に!

新卒採用には、ツール制作が欠かせない。
なぜならば、学生からすればツールこそが企業の“顔”となるからだ。
会社説明会で配られる入社案内やWebサイトのクオリティは、
企業の第一印象を左右する重要なポイント。
多くの中小企業、特にBtoB企業は採用活動によって初めて学生に
認知されるため、Webサイト・入社案内が入り口となるからだ。
また、学生はツールの完成度から、その企業の新卒採用への本気度や
就活生への配慮の有無をこっそりと計っている。
もしも会社説明会での資料がスライドを印刷したものだけだった場合、
「この会社は片手間で新卒採用をしているのか?」と疑われてしまう可能性もある。



アイテムをうまく使い分けて効果アップ!!

しかし、ただやみくもに制作すればいい、というわけでもない。
大切なのは採用計画に沿ったものになっているか、ということ。
採用計画では、どんな人を何人採用するかが決められているはず。
自社が欲しい人材はどんな情報を求めているのか、どんなキャリアを
歩もうと考えているのか、さらに好きなデザインのタイプによっても
制作すべきツールは異なってくる。
まずは、そこをはっきりさせることがツール制作の第一歩である。
新卒採用で用いられるツールは主に3つ。
自社の採用計画に合わせて、上手に組み合わせて活用してほしい。

Webサイト

会社についての情報をまんべんなく伝える「案内人」

説明会前の企業研究としてWebサイトを覗きに来る学生は多い。
その際にコンテンツやデザインが今ひとつだった場合、
それだけでマイナスの印象を与えてしまう恐れがある。
Webサイトは、学生に限らず全てのステークホルダの入り口となるだけに、
特に力を入れておきたいツールだ。

把握しておくべきなのが、学生はスマートフォンで
Webサイトを見ることが圧倒的に多い点。
パソコン用サイトのみでは画面をズームしながら見なければならず、利便性に欠ける。
ページからの離脱率をおさえるためにもしっかりと対策しておこう。
また、業界・専門知識に乏しくとも分かりやすいよう、コンテンツには工夫が必要だ。



会社案内・入社案内

じっくりと読ませる文章で入社意欲を高める「プレゼンター」

「入社案内の代わりに会社案内を配布している」。
そんな声をよく聞く。確かに会社案内にも、経営理念や概要、
事業内容など、一通りのことは掲載してある。
しかし、それだけでは学生の共感を呼ぶことは難しいだろう。
入社案内と会社案内では、想定している目的や読者がそもそも異なるためだ。

学生の入社意欲を高めるためには「どのようなキャリアを歩めるのか」
が伝わる冊子が必要となる。例えば、仕事の流れを掲載することで
入社後の業務が把握できるし、先輩社員の声を紹介すれば自分の
将来の姿を想像するのに役立つ。
学生のニーズにマッチした内容を盛り込んだ冊子、それが入社案内なのである。



動画

一目見た人に大きなインパクトを与える「ムードメーカー」

動画は、うまく使えば学生に強く印象を残すことができるツール。
さまざまな場所で活用できるため、余力があれば制作しておきたい。

例えば、会社説明会のオープニングとして短いイメージ動画を上映。
それを見た学生は「この会社は新卒採用に本気で取り組んでいる」と思うだろう。
ここで好印象を得られれば、この後の説明にも熱心に耳を傾けてくれるはずだ。

また、社内の様子を撮影して見せることで、言葉だけでは伝えきれない
会社の雰囲気を表現することができる。
社風は学生にとっても大きな関心事の一つであるため、
興味を持ってもらえる可能性は高いはず。
ぜひとも検討してほしい。

         
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