アドバンド株式会社

記念誌制作に役立つ6つのアイデア ~コンセプト~

17.06.26
記念誌制作に役立つ6つのアイデア ~コンセプト~

シャープでニッチな切り口であるほど読者の記憶に残る尖った一冊に。

せっかく予算や手間をかけて制作することが決定した記念誌。どうせ作るのなら、
オリジナリティ溢れるアイテムにしたいと思いませんか?
「記念誌はこうあるべき」という思い込みを捨て、自由な発想で考えることが、
コンセプトや編集方針を決定する第一歩です。

また、あえて企画の切り口を狭くするのも、ユニークな記念誌を作るポイントです。
奇をてらう必要はありませんが、時には「常識はずれ」な手法を採用するのも
効果的です。では、個性豊かなコンセプトとは一体、どのようなものでしょうか。

① 過去ではなく未来を中心に構成

通常、「○年史」という以上、過去の出来事が中心になるものですが、
あえて将来像やビジョンを強調する方法もあります。
現社員や取引先、さらに求職者に対してPRできます。

② 経営陣ではなく社員を主役に

企業の過去をふり返る時、通常は事業計画を立案・推進した経営陣が
中心となる編集方針になりがちです。一方、社員を主役にし、座談会や
コメントを中心に編集するのもアリ。自分や近い立場のメンバーが登場すると、
それだけで自然と関心が高まります。

③ 商品・サービスにスポットを当てる

単一カテゴリの製品を扱う企業なら、商品・サービスにフォーカスすれば、
それだけで十分訴求力がある冊子になります。
製品の変遷、ロングセラー・ヒット商品の開発秘話、こだわり・匠の技術、あるいは
受賞エピソードなどを中心に構成します。

④ 文章ではなくビジュアル中心に

昨今、文字ばかりの記念誌は敬遠される傾向にあります。
そこで、イラストやチャートを使えば、読者が楽しみながら読むことができます。
雑誌風のレイアウト、あるいは子どもを対象とした絵本風、マンガで表現するなど、
従来では考えられなかったスタイルも!

次回、「発行目的と対象読者」へ続く


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