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【目からウロコの深イイ話】③上製本と並製本、あなたの会社に合うのはどちら?

17.11.02
【目からウロコの深イイ話】③上製本と並製本、あなたの会社に合うのはどちら?

印刷物を冊子の形にするためには「製本」という工程が必要であり、
その種類には大きく分けて「上製本」と「並製本」の2つがある。

上製本と並製本の違いとは?

上製本は別名ハードカバーと呼ばれ、厚紙にくるまれた硬い表紙が特徴で、
高級感と耐久性があり長期保存に適している。
一方、表紙が柔らかく全体的にシンプルなものが並製本で、
背のある「無線綴じ」と背のない「中綴じ」がある。よく目にする雑誌や
カタログ、パンフレットなどに広く用いられている。



目的に応じて製本の方法を使い分けるべし!

冊子の内容や用途によって製本の方法も異なり、向き不向きがある。
上製本の場合はコストが割高で、納品までにかかる時間も長い。
一方で並製本は比較的費用を安く抑えられ、納期が短いという特徴がある。
しかし、見た目の上質感、本の強度などはどうしても上製本に劣るのが
並製本のデメリットだ。



記念誌の制作では、これまでは「記録として残す」という意味合いの
強さから丈夫で長持ちする上製本タイプが圧倒的多数を占めていた。
しかし近年、企業のブランディング、社員のロイヤリティ向上、
さらにはリクルート、営業ツールとして使用するのがトレンドになりつつある。

つまり、読む労力がかかる長文の冊子よりも、手に取りやすく親しみやすい、
さらに低コストで広く配布できる並製本を選ぶ企業が増加しているのが現状だ。


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