アドバンド株式会社

世の中の社内報事情とは!?

16.06.17
世の中の社内報事情とは!?

もしかして紙の社内報ってもう古い…?

そう考えたことはありませんか?
自社の社内報は知っていても、他社のことはなかなかわかりませんよね。そこで今回は、「データ」という観点から見ていきます。

参考:第11回 企業の広報活動に関する意識実態調査報告書
(https://www.kkc.or.jp/data/pub/00000014.pdf)より抜粋
調査対象企業:経済広報センター、経団連の主要会員企業のうち234社


其の一:社内広報に活用しているツールは?

他社ではどんなツールを活用しているのでしょうか?ランキング形式で見ていきましょう。 (複数回答可)

3位:ビデオテープやDVD(26.4%)
映像は迫力がありわかりやすいため、社内広報のツールとしても効果的です。

2位:イントラネット(79.2%)
いつでも情報が更新できるイントラネットは、更新がスピーディーに行えます。

1位:社内報(88.7%)
堂々の第1位は紙の社内報!インターネットが主流の時代で、今も多くの企業が紙の社内報を利用していることがわかります。


では他社はどのくらいの頻度で社内報を発行しているのでしょうか?こちらは円グラフで見ていきます。


其の二:社内報の発行頻度は?

結果をみると、半数近くが年に4~6回(季刊もしくは隔月刊)、その次が年に12回。つまり、3割が月刊で発行しています。


其の三:イントラネットと社内報の棲み分けは?

さらに、会社内でイントラネットと社内報を併用する企業も増えています。どのように棲み分けをしているのでしょうか?
こちらもランキング形式で見てみましょう。

3位:今後社内報を縮小し、イントラネットを充実させる予定 3.3%

2位:すでに社内報を廃止し、イントラネットに一元化した 10.4%

発行後の情報訂正が困難である社内報に対して、いつでも情報を更新できることはやはりイントラネットの大きな魅力です。


1位:社内報とイントラネットの役割分担を図っており、併用する 83.1%
それぞれメリットとデメリットがあります。それらを補い合う使い方をすればきっと、単独で使うよりも大きな効果を得られるでしょう。

※イントラネットと社内報の使い分けについて詳しくはこちら→イントラネットと社内報を、賢く使い分けるコツ


まとめ

3つのデータから言えるのは、


紙の社内報は、まだまだ現役である。


ということです。インターネットの普及がめざましい昨今ではありますが、紙の社内報はまだまだ主流です。

社内報を廃止したがまた復活させたという企業もありますし、あえて紙の社内報を発行するIT企業もあります。
実際、イントラネットよりも紙のほうが読まれる率が高いという調査もあります。デジタルの時代だからこそ、紙に期待が集まっているのです。

先ほども述べましたが、社内報とイントラネット、それぞれにメリットとデメリットがあります。特徴を知って、うまく併用しましょう。



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