株主通信社会環境報告書WebIR/CSR 日常生活はSDGsの宝庫! 今、私たちが未来のためにできること Vol.02 20.10.29 前回同様、今回も私たちの身の回りにあるSDGsの取り組みをご紹介します。「自分にもできる」と共感するアイデアがあれば、チャレンジしてみてはどうでしょうか。お菓子やパンを食べ フードロスに貢献まだ食べられるのに廃棄される食品をフードロスと呼び、国内では年間約612万トンともいわれています。そこで、「せっかく作ったのに、売れ残ったパンを誰かに食べてほしい」という思いから、廃棄前のパンをお得な価格で提供する通販サイトが生まれました。さらに、お菓子が毎月届くサブスクリプションも登場。無添加素材を使用した、100種類以上の商品が送られるサービスです。衝動買いや無駄な買い物を防止。普段の食事を残さないことも大切だが、別の視点でもフードロスに貢献することができます。着なくなった服を また別の誰かへまだ着られるけど、もう自分は使わない服がクローゼットの中に眠っていませんか? そんな服を回収するアパレルメーカーが多数、存在しています。集めた服は古着として販売する、あるいは被災地など国内外で支援が必要な方に配布することで、再利用につながります。不要になった服をお金に変えると同時に、他の誰かに着続けてもらうこともできます。さらに、裁縫が得意なら、古着をリメイクするのも服を楽しむ方法の一つ。世界に一着しかない服で、地球に貢献するのも悪くないでしょう。お直しで、モノの寿命を長くお気に入りの靴が劣化した、大切な服が破損したときは、処分せず“お直し”するのがオススメ。近所のリフォーム店へ持っていけば、買った時くらいきれいな状態で戻ってくるから驚きです。また、商品によってはネットで事前に修理の見積もりをお願いし、修理してくれる店も増えてきました。商品を選んで購入する前に、修理のサービスがあるかどうかを確認しておくといいでしょう。さらに、服や雑貨の寿命を延ばしてあげれば、モノへの愛着がわき、大切に使おうという意識につながるはずです。SDGsの動きに 街が一体で参加SDGsの理念に則り、前向きに取り組む地域を選定する「SDGs未来都市」をご存知ですか。現在は60の都市が選ばれ、その中で先導的な活動を担う20の事業は、「自治体SDGsモデル事業」として選定されています。SDGs未来都市は、国内全体が持続的な経済社会の推進を図り、優れた取り組みを世界に発信するのが目的。地方創生を進めていくには街が一つとなり、持続可能なまちづくりを行う必要があります。もしかすると、あなたの住んでいる地域もSDGs未来都市かもしれません。牛乳パックや古紙はスーパーへ持参飲み終わった牛乳パック、読み終えた新聞紙、不要な段ボール……。世の中には、再利用できるものがいっぱいです。特に資源となる紙ごみは、スーパーの「回収ボックス」へ持っていくと、ポイントが貯まることもあります。また、缶のプルタブやペットボトルの蓋など、捨ててしまいがちな資源ごみにも注意。いらなくなったものを同じ形で再利用するだけでなく、別の形に変えて、私たちの生活に役立たせることもできるのです。自分の身近な地域にも、回収場所がないか探してみては。車いすでも楽しい生活を私たちが普段歩く道や利用する施設は、車いすの方々にとって不便なことが多いもの。そのため、外出に対して消極的な人も少なくないといいます。そんななか、車いすの方が気軽に外出できるよう、バリアフリーマップアプリが開発されました。ユーザーは、車いすでも楽しめるお店や施設を登録し、危険な道も事前に察知。登録者数の増加と比例して、マップ内の施設が増えるという、みんなでつくるアプリです。誰もが楽しめる場所を共有し合えば、平等な社会になる日もそう遠くないことでしょう。まとめ今回、ご紹介したのはあくまで少しの活動。世の中にはもっと環境や社会の改善にむけた動きがあります。視点を変えて、自分の周りにもSDGsに関するアイデアがありふれていないか探してみてくださいね。 関連記事 広報誌発行までのロードマップ ~2~ 統合報告書はじめの一歩vol.01 共に歩むパートナーを決めよう!支... Illustratorでドット柄を作ってみよう インナーブランディング成功への道~活動の精度を高める5つのフェーズ~...
前回同様、今回も私たちの身の回りにあるSDGsの取り組みをご紹介します。
「自分にもできる」と共感するアイデアがあれば、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
お菓子やパンを食べ フードロスに貢献
まだ食べられるのに廃棄される食品をフードロスと呼び、
国内では年間約612万トンともいわれています。
そこで、「せっかく作ったのに、売れ残ったパンを誰かに食べてほしい」という思いから、
廃棄前のパンをお得な価格で提供する通販サイトが生まれました。
さらに、お菓子が毎月届くサブスクリプションも登場。
無添加素材を使用した、100種類以上の商品が送られるサービスです。
衝動買いや無駄な買い物を防止。
普段の食事を残さないことも大切だが、
別の視点でもフードロスに貢献することができます。
着なくなった服を また別の誰かへ
まだ着られるけど、もう自分は使わない服がクローゼットの中に眠っていませんか?
そんな服を回収するアパレルメーカーが多数、存在しています。
集めた服は古着として販売する、
あるいは被災地など国内外で支援が必要な方に配布することで、再利用につながります。
不要になった服をお金に変えると同時に、他の誰かに着続けてもらうこともできます。
さらに、裁縫が得意なら、古着をリメイクするのも服を楽しむ方法の一つ。
世界に一着しかない服で、地球に貢献するのも悪くないでしょう。
お直しで、モノの寿命を長く
お気に入りの靴が劣化した、大切な服が破損したときは、
処分せず“お直し”するのがオススメ。
近所のリフォーム店へ持っていけば、
買った時くらいきれいな状態で戻ってくるから驚きです。
また、商品によってはネットで事前に修理の見積もりをお願いし、
修理してくれる店も増えてきました。
商品を選んで購入する前に、修理のサービスがあるかどうかを確認しておくといいでしょう。
さらに、服や雑貨の寿命を延ばしてあげれば、
モノへの愛着がわき、大切に使おうという意識につながるはずです。
SDGsの動きに 街が一体で参加
SDGsの理念に則り、前向きに取り組む地域を選定する「SDGs未来都市」をご存知ですか。
現在は60の都市が選ばれ、その中で先導的な活動を担う20の事業は、
「自治体SDGsモデル事業」として選定されています。
SDGs未来都市は、国内全体が持続的な経済社会の推進を図り、
優れた取り組みを世界に発信するのが目的。
地方創生を進めていくには街が一つとなり、持続可能なまちづくりを行う必要があります。
もしかすると、あなたの住んでいる地域もSDGs未来都市かもしれません。
牛乳パックや古紙はスーパーへ持参
飲み終わった牛乳パック、読み終えた新聞紙、不要な段ボール……。
世の中には、再利用できるものがいっぱいです。
特に資源となる紙ごみは、スーパーの「回収ボックス」へ持っていくと、
ポイントが貯まることもあります。
また、缶のプルタブやペットボトルの蓋など、捨ててしまいがちな資源ごみにも注意。
いらなくなったものを同じ形で再利用するだけでなく、別の形に変えて、
私たちの生活に役立たせることもできるのです。
自分の身近な地域にも、回収場所がないか探してみては。
車いすでも楽しい生活を
私たちが普段歩く道や利用する施設は、車いすの方々にとって不便なことが多いもの。
そのため、外出に対して消極的な人も少なくないといいます。
そんななか、車いすの方が気軽に外出できるよう、
バリアフリーマップアプリが開発されました。
ユーザーは、車いすでも楽しめるお店や施設を登録し、危険な道も事前に察知。
登録者数の増加と比例して、マップ内の施設が増えるという、みんなでつくるアプリです。
誰もが楽しめる場所を共有し合えば、平等な社会になる日もそう遠くないことでしょう。
まとめ
今回、ご紹介したのはあくまで少しの活動。
世の中にはもっと環境や社会の改善にむけた動きがあります。
視点を変えて、自分の周りにもSDGsに関するアイデアがありふれていないか
探してみてくださいね。