ソフト Photoshopのドロップレットを使って大量の画像データをカンタンに処理しよう! 18.10.01 ドロップレットとは?ドロップレットとはPhotoshopの“アクション”をアプリケーション化したものです。大量の画像データでも、ドロップレットのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、登録されたアクションを行ってくれるという、とても便利な機能なんです。例えば、・複数のデータを同じ解像度に変えたい・全ての写真に同じ画像加工を加えたい・大量のJPEGデータをPSDデータに拡張子を変えたい などなどこのような、決まったアクションを複数のデータに適用したいときに使います。一つずつ開いて処理を加えて保存して閉じて、を繰り返すのは非効率ですしミスを誘発する可能性もありますよね。ドロップレット作成の手順ドロップレットは主に ①アクションの登録 ②ドロップレットを生成 の2ステップで作成できます。今回は仮に、カラーモードをCMYK、拡張子をPSDにして書き出すドロップレットを作っていきます。1.アクションの登録①Photoshopを起動②アクションウィンドウを開き、「新規アクションを作成」③アクション名を任意で登録し、「記録」でアクションの記録が開始④「ファイル」→「開く」でサンプル画像を開く⑤「イメージ」→「モード」→「CMYK」でカラーモードをCMYK化⑥「ファイル」→「別名で保存」→「フォーマット:Photoshop」で拡張子を.psdにして保存⑦ウィンドウを閉じる⑧「再生/記録を中止」でアクション記録終了〔POINT〕⑤⑥の部分で任意の処理を行うことで、様々なアクションが登録可能です。〔POINT〕アクションウィンドウを常に表示させ、処理行程に不備がないか確認しながらアクションを登録することをおすすめします。2.ドロップレットを生成準備:ドロップレットを通して処理したデータの保存先フォルダを作成しておきます。①「ファイル」→「自動処理」→「ドロップレットを作成」②「ドロップレットを保存」→「選択」で生成するドロップレットアプリの名称と場所を指定 (デスクトップに作成して、Dockに固定しておくと便利!)③「実行」→「アクション」で先ほど登録したアクションを選択④”開くコマンドを無視”にチェックを入れる⑤「実行後:フォルダー」を選択し、「選択」で準備しておいた出力先ファイルを指定⑥「OK」でドロップレットを生成〔POINT〕ドロップレット生成後に出力先フォルダを移動したり、名称を変更したりすると、動作中にエラーが出るので注意が必要です。〔POINT〕アクションに不備があったりなどして動作を変更したい場合は、ドロップレットごと生成しなおす必要があります。これでドロップレットアプリがデスクトップ上に現れます。生成したら試験的に複数個のデータをドロップしてみて、望んだ処理が施されているか確認してみましょう。多めのデータを一括処理したいときは、ぜひドロップレットを作ってサクッと処理してしまいましょう!大幅な効率化が図れますよ! 関連記事 新人デザイナーのルーキー君と学ぶ!おろおろしない制作物のスケジュール... 記念誌制作に役立つ6つのアイデア ~表現のヒント~ イントラネットと社内報を、賢く使い分けるコツ 【第1回】人をたくさん載せるにはどうしたらいいの?【社内報の企画相談...
ドロップレットとは?
ドロップレットとはPhotoshopの“アクション”をアプリケーション化したものです。
大量の画像データでも、ドロップレットのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、登録されたアクションを行ってくれるという、とても便利な機能なんです。
例えば、
・複数のデータを同じ解像度に変えたい
・全ての写真に同じ画像加工を加えたい
・大量のJPEGデータをPSDデータに拡張子を変えたい などなど
このような、決まったアクションを複数のデータに適用したいときに使います。
一つずつ開いて処理を加えて保存して閉じて、を繰り返すのは非効率ですしミスを誘発する可能性もありますよね。
ドロップレット作成の手順
ドロップレットは主に ①アクションの登録 ②ドロップレットを生成 の2ステップで作成できます。
今回は仮に、カラーモードをCMYK、拡張子をPSDにして書き出すドロップレットを作っていきます。
1.アクションの登録
①Photoshopを起動
②アクションウィンドウを開き、「新規アクションを作成」
③アクション名を任意で登録し、「記録」でアクションの記録が開始
④「ファイル」→「開く」でサンプル画像を開く
⑦ウィンドウを閉じる
⑧「再生/記録を中止」でアクション記録終了
〔POINT〕⑤⑥の部分で任意の処理を行うことで、様々なアクションが登録可能です。
〔POINT〕アクションウィンドウを常に表示させ、処理行程に不備がないか確認しながらアクションを登録することをおすすめします。
2.ドロップレットを生成
準備:ドロップレットを通して処理したデータの保存先フォルダを作成しておきます。
①「ファイル」→「自動処理」→「ドロップレットを作成」
②「ドロップレットを保存」→「選択」で生成するドロップレットアプリの名称と場所を指定
(デスクトップに作成して、Dockに固定しておくと便利!)
③「実行」→「アクション」で先ほど登録したアクションを選択
④”開くコマンドを無視”にチェックを入れる
⑤「実行後:フォルダー」を選択し、「選択」で準備しておいた出力先ファイルを指定
⑥「OK」でドロップレットを生成
〔POINT〕ドロップレット生成後に出力先フォルダを移動したり、名称を変更したりすると、動作中にエラーが出るので注意が必要です。
〔POINT〕アクションに不備があったりなどして動作を変更したい場合は、ドロップレットごと生成しなおす必要があります。
これでドロップレットアプリがデスクトップ上に現れます。
生成したら試験的に複数個のデータをドロップしてみて、望んだ処理が施されているか確認してみましょう。
多めのデータを一括処理したいときは、ぜひドロップレットを作ってサクッと処理してしまいましょう!
大幅な効率化が図れますよ!