アドバンド株式会社

広報誌発行までのロードマップ ~1~

18.07.27
広報誌発行までのロードマップ ~1~

いざ、広報誌を発行しようと思っても
「一体何からはじめればいいの?」「読まれるためにはどうすれば?」と
お困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回からは制作を開始するにあたり、準備しておくべきことや、
企画のアイデアなど、さまざまなヒントをご紹介していきます!

idea 1[目的・対象読者]

売上・認知・意識向上でブランドを生み出す

広報誌を発行する一番の目的は、やはり商品・サービスの「売上」アップに
つなげること。ただし、広報誌は製品カタログではない。
あくまでもお客様との中長期的な関係構築を考える必要がある。
価値を感じてもらえればこそ、販売促進に寄与するのだと受け止めるべきだ。
例えば、展示会やセミナーなどで参加者に配布する。
あるいは、リスト化した見込客に対して定期的に送付する。
営業部員がお客様の訪問時に手渡すなど、接点を維持するのに効果的なアイテムとなる。
もちろん既存客に配布すれば、紹介や口コミを生み出すこともできる。

冊子が目にふれる機会が増えれば、会社の知名度が上がるため「認知」の
向上につながるだろう。昨今のように人材採用が難しい“超„売り手市場においては、
会社説明会や合同説明会などで配布すれば、採用活動を有利に進めることができる。
堅苦しい会社案内を配布するよりも、はるかにイメージアップに寄与するはずだ。

そして意外と盲点なのが、従業員の「意識」向上につながること。
営業部員なら、お客様にプライドを持って自社をアピールできる。
その他の社員にとっても、会社のめざす方向性やメッセージが伝わりやすく、
ロイヤリティ向上が期待できるだろう。従業員の家族にも関心を持ってもらえるはずだ。

売上の向上、認知の向上、意識の向上。これら3つの発行目的を満たせば、
まちがいなく会社のブランド構築への一歩をふみ出したことになる。
つまり対象読者は
お客様(取引先やエンドユーザー)
求職者(貴社への就職を検討する人)
従業員とその家族となる。

会社への求心力を強めファンを増やせば、企業価値の向上も期待できる。
変化の激しい時代に、広報誌の発行をきっかけとしてルーチンな慣習を打開すれば、
会社のブレークスルーのきっかけになるかもしれない。



なるほど。広報誌制作で大事なのは、発行の目的を明確にすることなんですね。
この視点がぶれなければ、広報誌が企業にもたらすメリットは数多くありそうです!
次回も、制作に役立つアイデアをお届けしていきます。お楽しみに。


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