アドバンド株式会社

Illustrator起動時のフォントを小塚ゴシックから変更する方法

16.06.16
Illustrator起動時のフォントを小塚ゴシックから変更する方法

イラレを起動すると
デフォルトのフォントが小塚ゴシックになっていますよね。


自分がよく使うフォントを起動時に設定できたら…と思ったことはないでしょうか。


今回は起動時のフォントをカスタマイズする方法をご紹介します。



「標準文字スタイル」を変更し、「プロファイル」に登録する

大まかに説明すると
「標準文字スタイル」を変更し、「プロファイル」に登録する方法です。


「プロファイル」は何もしないと、いわば工場出荷時のまま

カスタマイズすることで使いやすい環境を作ることが可能なのです!


それではやってみましょう!

※Illustrator CC 2015(Windows 7)を使用しています



登録方法

まずIllustratorを起動し、


ウィンドウ書式文字スタイル を選択します。




するとこのウィンドウが開きます。

ここでは「文字スタイル」という形で様々なパターンを作成・追加することができます。


今回は起動時の設定をカスタマイズしたいので、「標準文字スタイル」をダブルクリックして編集します。




カスタマイズしたい部分を変更し、「OK」を押します。

今回は小塚ゴシックPr6NをゴシックMB101 Proに変更してみます。




ちなみに、隣のタブで「段落スタイル」も作成が可能です。




「段落スタイル」では「禁則処理」や「文字組み」などもカスタマイズ設定できます。




設定が完了したら、aiデータを以下のフォルダに保存します。

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Illustrator 19 Settings(※バージョンによる)\ja_JP\x86\New Document Profiles

※場所が分からない場合は、Illustratorの新規作成時に「プロファイル」の「参照」でフォルダの場所を確認できます

今回は分かりやすく「プリント(ゴシックMB)」という名前にしました。


すると、次回からドキュメントを新規作成するとき


「プロファイル」に追加されています!


これを選べば…

初めからゴシックMB101 Proになっています!



一度設定しておくと便利

ちょっとしたことではありますが、わずらわしさが少し解消されました!

「プロファイル」にaiデータで登録しておくと、その状態で新規作成が開けるので
スウォッチなどもカスタマイズしておくと便利かもしれません。


是非ご活用ください!

PointPoint

●「標準文字スタイル」をカスタマイズしたaiデータを「プロファイル」に登録することで起動時のフォントなどを変えられる
スウォッチなどもカスタマイズ可能

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