アドバンド株式会社

4つのテーマから考える!社内報の理想的な構成とは

16.05.20
4つのテーマから考える!社内報の理想的な構成とは

社内報を作ることは決まったけれど、どんな内容がいいのか…という方はいませんか。
社内報は、掲載できる企画が多種多様となります。
あれもこれもと詰め込んでいったら、ごちゃごちゃな社内報になってしまった…
そんな事態を避けるために、大まかな構成を考えていきましょう。


社内報4大テーマとは?

構成を決めるには「目的」「方針」「読者の年齢や男女比」などを考慮する必要があります。
これらを頭に入れながら社内報の構成を考えていきます。
その中で覚えておいてほしいのが「社内報4大テーマ」です。

社内報に掲載するテーマは

トップダウン

ボトムアップ

インフォメーション

コミュニティ

の4つに分類することができます。


トップダウン

トップダウンのテーマとは、「社長の言葉」のように経営層からの声を載せたものを指します。
企業理念やビジョンの共有など、大きなテーマから発信します。

【主な内容】
・全社的な方針やビジョンの掲示
・経営理念やコンプライアンス、文化の周知
・経営課題や目標の共有  など


ボトムアップ

ボトムアップの発信者は、管理職や社員です。トップダウンよりも、もっと具体的な業務内容を伝えていきます。

【主な内容】
・部門の概況や事業紹介
・プロジェクトの取り組みや報告
・社員の表彰
・新商品の紹介 など


インフォメーション

インフォメーションでは、社会人としてのお役立ち情報など全役職員が知っておくとよい情報を載せましょう。

【主な内容】
・業界ニュースや社内のトピック
・仕事の上でのお役立ち情報
・福利厚生や法務、健康などの知識 など


コミュニティ

コミュニティのテーマとは、クラブやイベントでの社員の活動など、社内外の幅広い内容を指します。

【主な内容】
・クラブ活動やイベント告知
・掲示板的な様々な情報
・結婚報告などのプライベート情報 など


トップダウンとボトムアップが硬めの内容、インフォメーションとコミュニティが柔らかめの内容となります。
これら4つを目的に合わせて配分していきます。


おすすめ配分例

次はいよいよ「どう配分すればいいのか?」に迫ります。
もちろん、この配分バランスにルールがあるわけではありません。
しかし、いきなり言われてもどうしていいかわからない方に、おすすめの配分例をお教えします。

スタンダード型

最もバランスの良いスタンダード型です。4等分にすることで、それぞれのテーマをまんべんなく伝えます。


読み物型

仕事の合間にほっと一息。そんなときに手軽に読めるコンテンツを載せて、社内報を読まれやすくします。

また、このタイプは社員の家族など社外の方が見ても楽しめます。


理念共有型

企業の理念を浸透させたい、考え方を周知させたいならば、トップダウンやボトムアップの比重を大きくしましょう。

経営者がメインで発信していくことで、社員の意識統一をはかります。


社員が主役型


ページの大部分を社員の紹介に割き、社長など経営層が出てこないものも存在します。

部門ごとの仕事を取り上げることで、他の部署の仲間を知ることができ、モチベーションアップにつなげます。また、多くの社員が登場するため読まれやすくなります。


最後に

いかがでしたか?
これらはあくまで例であり、決まりや制限はありません。社内報の発行目的を意識し、自由に構成してください。

4つのテーマをうまく配分して、オンリーワンの社内報を目指しましょう!

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