Web販売促進企業経営プランニングデザイン広告業界 Webの壁[マーケティングで売上アップ/その①]SEOとSEM 15.12.14 顧客開拓により売上を獲得するためには、訪問者を増やさなければなりません。検索広告の出稿やSEO対策、さらに最新のマーケティング手法をご紹介します。サイトの上位表示と広告への投資で、24時間365日働く営業マンに。Webマーケティングの最大のメリットは、24時間365日自動的に営業活動をしてくれること。しかも多くの営業マンを雇うより、非常に低コストで実現できる。ただし、条件が2つある。1つ目は、いかに自社サイトへ優良顧客を誘導できるか(セッション)。そしてもう1つが、訪問した顧客に次のアクションをとってもらえるかだ(コンバージョン)。当然だが、これらは決して簡単ではない。自社サイトへ誘導する方法として、SEO対策とリスティング広告が挙げられる。これらを総称したものをSEMという。扱う商品・サービスの種類や金額、B to BかB to Cのタイプ別顧客の属性など、どこにどれだけの投資をすべきか、企業によりかなり差がある。はじめにSEO対策について考察したい。SEOは検索エンジン最適化とも言われ、自然検索の結果で上位表示させる手法。技術的には、HTML文書の中に検索エンジンが重要視するタグがあり、これらにキーワードを埋め込む方法がある。ページタイトルの「title」、ページを解説する主要キーワード「meta」、あるいはWebページ内の見出し「h1」「h2」、強調「strong」などのタグが挙げられる。これらはWebサイトの制作段階で決定されるため、注意が必要だ。サイトへのアクセス数や滞在時間など品質を高めて、できるだけサイトをランクアップさせることが重要なのは言うまでもない。数年前になるが、SEO対策ビジネスが人気を博した時期がある。つまり検索エンジンの動きを逆手にとり、ある意味で違法に上位表示させる方法だ。サイトへの被リンク数を増やすなど、無責任なSEO業者により被害を受ける企業も少なくなかったようだ。しかし現在では Googleにより検索アルゴリズムが不定期に変更されるなど、SEO対策は非常に不確実性が高い。そのため、極端なSEO対策には懸念も多く、最小限の対策にとどめた方が無難だ。 Point ●Webマーケティングは低コストで開始でき、自動的な営業活動を可能にする●優良顧客の集客は容易ではなく、ノウハウを知る必要がある●検索エンジンを逆手に取る違法なSEO対策は無意味で、不確実性が高い 関連記事 Illustratorで切り抜き画像にフチをつける IRサイトをもっと充実させる3つの工夫とは? 【第1回】人をたくさん載せるにはどうしたらいいの?【社内報の企画相談... お客様の声を集めてWebに掲載する【効果編】
顧客開拓により売上を獲得するためには、訪問者を増やさなければなりません。
検索広告の出稿やSEO対策、さらに最新のマーケティング手法をご紹介します。
サイトの上位表示と広告への投資で、24時間365日働く営業マンに。
Webマーケティングの最大のメリットは、24時間365日自動的に営業活動をしてくれること。
しかも多くの営業マンを雇うより、非常に低コストで実現できる。
ただし、条件が2つある。
1つ目は、いかに自社サイトへ優良顧客を誘導できるか(セッション)。
そしてもう1つが、訪問した顧客に次のアクションをとってもらえるかだ(コンバージョン)。
当然だが、これらは決して簡単ではない。
自社サイトへ誘導する方法として、SEO対策とリスティング広告が挙げられる。
これらを総称したものをSEMという。
扱う商品・サービスの種類や金額、B to BかB to Cのタイプ別顧客の属性など、どこにどれだけの投資をすべきか、企業によりかなり差がある。
はじめにSEO対策について考察したい。
SEOは検索エンジン最適化とも言われ、自然検索の結果で上位表示させる手法。
技術的には、HTML文書の中に検索エンジンが重要視するタグがあり、これらにキーワードを埋め込む方法がある。
ページタイトルの「title」、ページを解説する主要キーワード「meta」、あるいはWebページ内の見出し「h1」「h2」、強調「strong」などのタグが挙げられる。
これらはWebサイトの制作段階で決定されるため、注意が必要だ。
サイトへのアクセス数や滞在時間など品質を高めて、できるだけサイトをランクアップさせることが重要なのは言うまでもない。
数年前になるが、SEO対策ビジネスが人気を博した時期がある。
つまり検索エンジンの動きを逆手にとり、ある意味で違法に上位表示させる方法だ。
サイトへの被リンク数を増やすなど、無責任なSEO業者により被害を受ける企業も少なくなかったようだ。
しかし現在では Googleにより検索アルゴリズムが不定期に変更されるなど、SEO対策は非常に不確実性が高い。
そのため、極端なSEO対策には懸念も多く、最小限の対策にとどめた方が無難だ。