会社案内Web販売促進 コーポレートサイトの「ダメ」が分かる 役立ちチェックリスト 21.11.22 インターネットをはじめとしたIT技術が世の中に広く浸透し、今や「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代まで登場した現代。ビジネスチャンスを逃さないためには、流行り廃りの早いIT技術をうまく使いこなすのがポイントです。なかでも「コーポレートサイト」はデジタルマーケティングの要。顧客に会社のことを知ってもらい、信頼関係を構築するために欠かすことのできない存在です。変化が早い今、「少し前に作ったサイトだけど、まだ大丈夫だろう」という考えが一番の落とし穴。コーポレートサイトの効果を上げるために、油断は禁物です。「20〇〇年版、Webデザイン・コンテンツのトレンド!」といった内容を参考に、毎年サイトを作りかえる必要はありません。ただ、根本的な「守るべきこと」が無視されていては、サイトの存在がマイナスにつながることも。あなたの会社のコーポレートサイトは、ちゃんと「守るべきこと」を守れていますか? 以下のチェックリストで確認してみてください!5つのポイントから見る サイトチェックリスト①スマートフォンで閲覧できるか SEOツールを扱うドイツ企業「SISTRIX」の調査により、日本では、モバイル検索が約75%という比率を占めていることが分かりました。B2B企業においてはPC検索の方がやや高いものの、半数弱はモバイル媒体を使用しています。つまり、現代においてコーポレートサイトのスマートフォンへの対応は必須といえます。スマートフォンへの対応として主流なのが「レスポンシブデザイン」、1つのHTMLファイルで、デバイスごとのレイアウトデザイン調整が可能です。②「生きた情報」を扱っているかコーポレートサイトの役割のひとつに、「会社の存在証明」というものがあります。最新情報として表示されている情報が数年前のものだったり、リンクが切れていたりしては、「この会社に問い合わせて大丈夫か」「ちゃんと活動しているのか」と思われても仕方がありません。顧客を不安にさせる要素は取り除くべきです。リンク切れに関しては、情報を見たいと思ってクリックした顧客を、裏切ることになります。③ロード時間が3秒以下かページの読み込み時間が長くなると、(※)直帰率が高くなる可能性があります。Webサイト監視ソフトウェアのPingdomの調査結果によると、読み込み時間が3秒を超えた瞬間に一気に離脱率が上昇。5秒を超えると約38%のユーザーは離脱してしてしまいます。また、スマートフォンユーザーの場合は更に顕著で、3秒を超えた瞬間に半数以上のユーザーが閲覧を辞めてしまうことが分かっています。画像やアニメーションにこだわるあまり、読み込みに時間がかかるような、重いサイトになってはいませんか?※最初に訪問したページしか閲覧せず離脱したユーザーの割合④「画像化された文字」を多用していないか高頻度で使用されている「画像化された文字」。画像文字を使用するメリットは、ユーザーの環境によって見た目の変動がないことやPhotoshopなどで作成した凝ったデザインの文字を使用できることがあげられます。しかし、近年においては文字ではなく画像と認識されることで、SEO効果が下がる。また、スマートフォンから見た際に、画像として処理されるため文字サイズが調整されず、読みづらくなってしまうなどの問題点から使用頻度は落ちています。特別な理由がない限り、使用を控えるべきです。⑤最適サイズの画像を使用しているかコーポレートサイトで「画像」は重要な役割を果たしています。例えば製品紹介ページにおいて、いくら文章で魅力を伝えても、画像が粗く製品が綺麗に見えなければ、顧客に良い印象は与えられません。ただ、あまり画像サイズを上げてしまうと、読み込みが遅くなってしまうことも。使用用途を踏まえ、多くの人が閲覧するTOPページの画像は大きく、他のページはそれより小さくするなど、うまくサイト全体でバランスを取って使用しましょう。まとめチェックリストの結果はいかがでしたか? 当てはまる項目が、ひとつでもあった方は要注意! コーポレートサイトは一歩間違えれば顧客の信頼を大きく落とす可能性もあります。「ダメな」コーポレートサイトだと思われないために、ぜひチェックリストをご活用ください。 関連記事 統合報告書はじめの一歩vol.04 統合報告書って印刷したほうがいい... 社内報の改訂・リニューアルで、担当者が知っておきたい3つの要点 お客様の声を集めてWebに掲載する【収集編】 急成長するWebでコストをかけずに生き残るには!?
インターネットをはじめとしたIT技術が世の中に広く浸透し、今や「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代まで登場した現代。ビジネスチャンスを逃さないためには、流行り廃りの早いIT技術をうまく使いこなすのがポイントです。
なかでも「コーポレートサイト」はデジタルマーケティングの要。顧客に会社のことを知ってもらい、信頼関係を構築するために欠かすことのできない存在です。変化が早い今、「少し前に作ったサイトだけど、まだ大丈夫だろう」という考えが一番の落とし穴。コーポレートサイトの効果を上げるために、油断は禁物です。
「20〇〇年版、Webデザイン・コンテンツのトレンド!」といった内容を参考に、毎年サイトを作りかえる必要はありません。ただ、根本的な「守るべきこと」が無視されていては、サイトの存在がマイナスにつながることも。あなたの会社のコーポレートサイトは、ちゃんと「守るべきこと」を守れていますか? 以下のチェックリストで確認してみてください!
5つのポイントから見る サイトチェックリスト
①スマートフォンで閲覧できるか
SEOツールを扱うドイツ企業「SISTRIX」の調査により、日本では、モバイル検索が約75%という比率を占めていることが分かりました。B2B企業においてはPC検索の方がやや高いものの、半数弱はモバイル媒体を使用しています。つまり、現代においてコーポレートサイトのスマートフォンへの対応は必須といえます。
スマートフォンへの対応として主流なのが「レスポンシブデザイン」、1つのHTMLファイルで、デバイスごとのレイアウトデザイン調整が可能です。
②「生きた情報」を扱っているか
コーポレートサイトの役割のひとつに、「会社の存在証明」というものがあります。最新情報として表示されている情報が数年前のものだったり、リンクが切れていたりしては、「この会社に問い合わせて大丈夫か」「ちゃんと活動しているのか」と思われても仕方がありません。顧客を不安にさせる要素は取り除くべきです。リンク切れに関しては、情報を見たいと思ってクリックした顧客を、裏切ることになります。
③ロード時間が3秒以下か
ページの読み込み時間が長くなると、(※)直帰率が高くなる可能性があります。Webサイト監視ソフトウェアのPingdomの調査結果によると、読み込み時間が3秒を超えた瞬間に一気に離脱率が上昇。5秒を超えると約38%のユーザーは離脱してしてしまいます。また、スマートフォンユーザーの場合は更に顕著で、3秒を超えた瞬間に半数以上のユーザーが閲覧を辞めてしまうことが分かっています。画像やアニメーションにこだわるあまり、読み込みに時間がかかるような、重いサイトになってはいませんか?
※最初に訪問したページしか閲覧せず離脱したユーザーの割合
④「画像化された文字」を多用していないか
高頻度で使用されている「画像化された文字」。画像文字を使用するメリットは、ユーザーの環境によって見た目の変動がないことやPhotoshopなどで作成した凝ったデザインの文字を使用できることがあげられます。しかし、近年においては文字ではなく画像と認識されることで、SEO効果が下がる。また、スマートフォンから見た際に、画像として処理されるため文字サイズが調整されず、読みづらくなってしまうなどの問題点から使用頻度は落ちています。特別な理由がない限り、使用を控えるべきです。
⑤最適サイズの画像を使用しているか
コーポレートサイトで「画像」は重要な役割を果たしています。例えば製品紹介ページにおいて、いくら文章で魅力を伝えても、画像が粗く製品が綺麗に見えなければ、顧客に良い印象は与えられません。ただ、あまり画像サイズを上げてしまうと、読み込みが遅くなってしまうことも。使用用途を踏まえ、多くの人が閲覧するTOPページの画像は大きく、他のページはそれより小さくするなど、うまくサイト全体でバランスを取って使用しましょう。
まとめ
チェックリストの結果はいかがでしたか? 当てはまる項目が、ひとつでもあった方は要注意! コーポレートサイトは一歩間違えれば顧客の信頼を大きく落とす可能性もあります。「ダメな」コーポレートサイトだと思われないために、ぜひチェックリストをご活用ください。