記念誌 【目からウロコの深イイ話】①人も企業も長生き、その秘訣は日本独自の文化にあり? 17.09.25 前回まで、数回に渡りお届けしてきた「記念誌制作に役立つ6つのアイデア」。今回からは番外編として、記念誌にまつわる豆知識をいくつか紹介していこう。本日のテーマは、「日本に長寿企業が数多く存在するワケ」について!世界的に見ても珍しい、老舗企業大国「日本」贈答品の定番として知られる「とらやの羊羹」。皆さんは、このとらやという和菓子メーカーがいつから存在するかご存知だろうか。実はこの会社、創業から約500年という長い歴史を持つ超老舗企業なのだ。とらやのみならず、日本には何百年という深い歴史を持つ会社が多数存在し、その数の多さから「老舗企業大国」と呼ばれている。某金融機関が発表した報告書によると、200年以上の歴史を持つ企業は世界およそ40か国で5500社以上、そのうち日本は全体の半数にあたる約3100社とダントツに多いことがわかる。海外では、ひとつの会社がこれほど長く続くのは非常に稀なケースなのだ。日本に長寿企業が数多く存在するワケとは?日本にこれほど多くの長寿企業が存在する理由は何だろうか。その答えの背景には日本独自の企業文化や国民性が関係している。仕事に手を抜かず懸命に取り組む勤勉性、他国では見られないほどの会社という共同体への愛着、さらには島国であるため、他国の支配を受けることがなかったという地理的条件などが、日本に多くの老舗企業を生みだす要因になったと考えられている。会社が長く続くためには、その伝統やDNAを後世に絶えず継承していく必要があり、その役割を担うもののひとつに記念誌が挙げられる。会社のこれまでの歩みを知り、理念を受け継ぎ伝え続けてゆくためにも記念誌を制作することは意義深いことなのだ。次回へ続く。 関連記事 絵描きさんに感謝!!イラストを活用したリッチな誌面づくり コーポレートサイトの「ダメ」が分かる 役立ちチェックリスト 会社説明会の参加者を増やすには、採用パンフレットの”直接送付”が効果... 読まれる“社内報”は写真が決め手! 気をつけたい3つのポイント
前回まで、数回に渡りお届けしてきた「記念誌制作に役立つ6つのアイデア」。
今回からは番外編として、記念誌にまつわる豆知識をいくつか紹介していこう。
本日のテーマは、「日本に長寿企業が数多く存在するワケ」について!
世界的に見ても珍しい、老舗企業大国「日本」
贈答品の定番として知られる「とらやの羊羹」。
皆さんは、このとらやという和菓子メーカーがいつから存在するかご存知だろうか。
実はこの会社、創業から約500年という長い歴史を持つ超老舗企業なのだ。
とらやのみならず、日本には何百年という深い歴史を持つ会社が多数存在し、
その数の多さから「老舗企業大国」と呼ばれている。
某金融機関が発表した報告書によると、200年以上の歴史を持つ企業は
世界およそ40か国で5500社以上、そのうち日本は全体の半数にあたる
約3100社とダントツに多いことがわかる。
海外では、ひとつの会社がこれほど長く続くのは非常に稀なケースなのだ。
日本に長寿企業が数多く存在するワケとは?
日本にこれほど多くの長寿企業が存在する理由は何だろうか。

その答えの背景には日本独自の企業文化や国民性が関係している。
仕事に手を抜かず懸命に取り組む勤勉性、他国では見られないほどの
会社という共同体への愛着、さらには島国であるため、他国の支配を
受けることがなかったという地理的条件などが、日本に多くの老舗企業を
生みだす要因になったと考えられている。
会社が長く続くためには、その伝統やDNAを後世に絶えず継承していく必要があり、
その役割を担うもののひとつに記念誌が挙げられる。会社のこれまでの歩みを知り、
理念を受け継ぎ伝え続けてゆくためにも記念誌を制作することは意義深いことなのだ。
次回へ続く。