映像/動画動画編集 BtoBの救世主!“映像”を使いこなすべし! 17.04.17 一般的にBtoB企業は、目に見えない商品やサービスを扱うことが多いと思います。営業用パンフレットだけでは事業内容がイメージしづらく、「何をやっている会社かわからない」と思われることもしばしばです。また、意思決定に関わる人数が複数であるため、“伝言ゲーム”を重ねることで商品に対するイメージがずれてしまうこともあります。そんな時に有効なのは、“映像”でのアピール手法。ここでは、その可能性について解説します。映像が持っている利点を理解すべしまずはメリットについて。映像には見る人を引きつける効果があります。例えば海外の事例として、映像が掲載されたオンラインショップサイトでは使っていないものと比べて、平均で2分顧客の滞在時間が延びた、というデータがあるのをご存知でしょうか。これは、テキストや静止画よりも、映像のほうが楽しく気軽に見ることができ、心理的ストレスが少ないためであると考えられています。再生しているだけで自然と情報が入ってくるため、ターゲット側の負担が軽く、注目を集めやすいのです。また、人は音だけで得た情報は20%、視覚だけでは30%しか覚えていませんが、視覚と音の情報が合わさると、なんと70%を記憶するという調査結果も。つまり、映像は短時間で情報を伝えられるうえに印象に残りやすいメディアなのです。営業から採用まで幅広く活用すべし映像は多岐にわたって活用できます。もちろん制作目的にもよりますが、Webサイトのトップ画面に配置したり、YouTubeへのアップロード、さらにセミナーでの上映も考えると、オンライン・オフラインを問わず幅広く利用できることがわかるかと思います。以下に、具体的な使い道をいくつか挙げてみましょう。①営業の現場で使える商品やサービスの仕組みが複雑なものこそ、映像で紹介すると理解してもらいやすいです。サービス導入の流れや商品の使用方法などを映像で伝えれば、ターゲットの不安を払拭することができます。また、タブレットが普及した現代では、営業先に持ち込んで再生しながら説明することも可能です。②会社説明会で使えるBtoB企業によくある悩みに、就活生のエントリーや面接への応募が増えないというものがあります。その原因は、説明会で企業の印象を残せていないから。そんな採用の現場でも映像を活用できる場はたくさんあります。例えば、説明会のオープニングとして短いイメージ動画を上映すれば、就活生に「この会社は新卒採用に力を入れている」という印象を与えられます。また、文字だけでは表現しづらい会社の雰囲気も、映像であれば社内を撮影するだけで伝えることが可能。さらに、社員のインタビュー動画を作成すれば、入社した際のイメージがわきやすくなるでしょう。③ウェブセミナーで使える近年、「ウェビナー」が注目されています。これは、あらかじめ自社の会議室などで録画したセミナーをWeb上で公開する手法。集客や設営の手間やコストを省けるだけでなく、参加者側も会場まで行かずに済むなど、お互いにとってメリットがあるのです。スペックよりもベネフィットを訴求すべし最後に、動画を作るうえで気をつけるべきことをお伝えします。まず重要なのは、ターゲットに利益(ベネフィット)を提示すること。よくある間違いのひとつに「商品の性能(スペック)だけをただ並べて満足してしまう」ことがあります。しかし、本当に伝えるべきなのは「これでターゲットのどんな課題が解決するか」です。また、動画視聴後のアクションを想定するのを忘れずに。サービス紹介ページへ誘導するのか、お問い合わせフォームを入力してもらうのか、導線をしっかりと整備しておきましょう。イメージするのが難しいBtoB企業こそ、動画の効果は抜群。「いまいち伝わらないな……」と思ったら、ぜひ動画の活用を検討してみるといいでしょう。 関連記事 写真の切り抜き時間を5分の1に! Photoshopの「境界線を調整... 【第2回】社員の個性を余すことなく紹介する企画は?【社内報の企画相談... 新人デザイナーが印刷会社の営業マンに突撃取材!「紙のトリビア」 穴埋め5W1Hで社内報の設定を作ってみた
一般的にBtoB企業は、目に見えない商品やサービスを扱うことが多いと思います。
営業用パンフレットだけでは事業内容がイメージしづらく、「何をやっている会社かわからない」と思われることもしばしばです。
また、意思決定に関わる人数が複数であるため、“伝言ゲーム”を重ねることで商品に対するイメージがずれてしまうこともあります。
そんな時に有効なのは、“映像”でのアピール手法。ここでは、その可能性について解説します。
映像が持っている利点を理解すべし
まずはメリットについて。
映像には見る人を引きつける効果があります。
例えば海外の事例として、映像が掲載されたオンラインショップサイトでは使っていないものと比べて、平均で2分顧客の滞在時間が延びた、というデータがあるのをご存知でしょうか。
これは、テキストや静止画よりも、映像のほうが楽しく気軽に見ることができ、心理的ストレスが少ないためであると考えられています。
再生しているだけで自然と情報が入ってくるため、ターゲット側の負担が軽く、注目を集めやすいのです。
また、人は音だけで得た情報は20%、視覚だけでは30%しか覚えていませんが、視覚と音の情報が合わさると、なんと70%を記憶するという調査結果も。
つまり、映像は短時間で情報を伝えられるうえに印象に残りやすいメディアなのです。
営業から採用まで幅広く活用すべし
映像は多岐にわたって活用できます。
もちろん制作目的にもよりますが、Webサイトのトップ画面に配置したり、YouTubeへのアップロード、さらにセミナーでの上映も考えると、オンライン・オフラインを問わず幅広く利用できることがわかるかと思います。
以下に、具体的な使い道をいくつか挙げてみましょう。
①営業の現場で使える
商品やサービスの仕組みが複雑なものこそ、映像で紹介すると理解してもらいやすいです。
サービス導入の流れや商品の使用方法などを映像で伝えれば、ターゲットの不安を払拭することができます。
また、タブレットが普及した現代では、営業先に持ち込んで再生しながら説明することも可能です。
②会社説明会で使える
BtoB企業によくある悩みに、就活生のエントリーや面接への応募が増えないというものがあります。
その原因は、説明会で企業の印象を残せていないから。そんな採用の現場でも映像を活用できる場はたくさんあります。
例えば、説明会のオープニングとして短いイメージ動画を上映すれば、就活生に「この会社は新卒採用に力を入れている」という印象を与えられます。
また、文字だけでは表現しづらい会社の雰囲気も、映像であれば社内を撮影するだけで伝えることが可能。
さらに、社員のインタビュー動画を作成すれば、入社した際のイメージがわきやすくなるでしょう。
③ウェブセミナーで使える
近年、「ウェビナー」が注目されています。
これは、あらかじめ自社の会議室などで録画したセミナーをWeb上で公開する手法。
集客や設営の手間やコストを省けるだけでなく、参加者側も会場まで行かずに済むなど、お互いにとってメリットがあるのです。
スペックよりもベネフィットを訴求すべし
最後に、動画を作るうえで気をつけるべきことをお伝えします。
まず重要なのは、ターゲットに利益(ベネフィット)を提示すること。
よくある間違いのひとつに「商品の性能(スペック)だけをただ並べて満足してしまう」ことがあります。
しかし、本当に伝えるべきなのは「これでターゲットのどんな課題が解決するか」です。
また、動画視聴後のアクションを想定するのを忘れずに。
サービス紹介ページへ誘導するのか、お問い合わせフォームを入力してもらうのか、導線をしっかりと整備しておきましょう。
イメージするのが難しいBtoB企業こそ、動画の効果は抜群。
「いまいち伝わらないな……」と思ったら、ぜひ動画の活用を検討してみるといいでしょう。