株主通信社会環境報告書WebIR/CSR CSRとESGを包含するSDGsへの期待 Vol.03 20.11.04 新たな事業機会の創出へCSRとESGとSDGsには、社会および企業そのものの持続性を高めるといった、共通の目的があるため、切り離して考えるべきではありません。ただし、CSRは環境や社会に配慮するとともに、文化・スポーツ事業への参画、災害支援や寄付のようなボランティアなど、事業とは直接関係のない活動もふくまれます。これらは、利益還元による企業のイメージアップという側面も少なくありません。一方、ESGは健全な企業経営による価値向上に資するという意味合いが強く、SDGsはビジネスモデルのなかに、社会・環境に貢献する新たな事業機会を見出すイメージに近いもの。SDGsは2030年を目安として、世界中の社会全体で意識を共有し、連携して持続的な社会の実現を達成すべく設定された目標であり、ESGやCSRを包含するものといえます。まとめ投資家や金融機関を主な対象とするESG。従業員・取引先・地域住民など幅広いステークホルダーを対象とするCSR。そして、社会全体の方向性を定め、地球の未来をも左右するSDGs。企業ごとに解決できる重要課題を定め、SDGsの目標達成にむけた大きなスキームでとらえる必要があります。 関連記事 過去~現在~未来の物語を伝え、株主の長期投資を促す株主通信とは!? 企業再生の “切り札” 生まれ変わるためのインナーブランディング【ツ... 日常生活はSDGsの宝庫! 今、私たちが未来のためにできること Vo... 企業にとってSDGsが不可欠な理由 Vol.01
新たな事業機会の創出へ
CSRとESGとSDGsには、社会および企業そのものの持続性を高めるといった、共通の目的があるため、切り離して考えるべきではありません。
ただし、CSRは環境や社会に配慮するとともに、文化・スポーツ事業への参画、災害支援や寄付のようなボランティアなど、事業とは直接関係のない活動もふくまれます。
これらは、利益還元による企業のイメージアップという側面も少なくありません。
一方、ESGは健全な企業経営による価値向上に資するという意味合いが強く、SDGsはビジネスモデルのなかに、社会・環境に貢献する新たな事業機会を見出すイメージに近いもの。
SDGsは2030年を目安として、世界中の社会全体で意識を共有し、連携して持続的な社会の実現を達成すべく設定された目標であり、ESGやCSRを包含するものといえます。
まとめ
投資家や金融機関を主な対象とするESG。
従業員・取引先・地域住民など幅広いステークホルダーを対象とするCSR。
そして、社会全体の方向性を定め、地球の未来をも左右するSDGs。
企業ごとに解決できる重要課題を定め、SDGsの目標達成にむけた大きなスキームでとらえる必要があります。