アドバンド株式会社

ぐっと良くなる!デザインのコツ「余白」編

16.08.09
ぐっと良くなる!デザインのコツ「余白」編

突然ですが、

●ポスター
●チラシ
●プレゼン資料のスライド

などをデザインしたことがある、という方に質問です。

「色んな内容を盛り込んだら、ごちゃごちゃした感じになってしまった…」
どこを読めばいいか分からない資料になってしまった」
そんな経験はありませんか?


見た人に伝わる、分かりやすいものにするのって難しいですよね。
でも、コツを覚えると、ぐっと良いものができるようになりますよ。


そのコツのひとつに「余白」を取る、というのがあります。

ここでは上手な余白の取り方をご紹介します。
色々な例を用意しましたので、早速見てみましょう。


“周囲”の余白

端ぎりぎりまで文字や写真などが配置されていると、
要素がぎっしり詰まっている様に見えて、読む気がおきなくなりますし、
実際に端近くの文字は読みづらくなります。
周囲に余白を作ってゆとりをもたせましょう。


ポスター



枠の中の文字①


枠の中の文字②



ふきだしの中の文字




“間”の余白

要素と要素の間にはしっかりと余白を取りましょう。
余白があることで、関連する要素のかたまりが分かりやすくなります。

リスト

文字と写真のセット




余白を“揃える”

細かい話ですが、揃える所はしっかり揃えるというのはとても大事です。
整理され、すっきりまとまった印象になります。




応用

これまで書いたことに注意して、修正してみました。


パワーポイントのスライド


①周囲の余白が狭いので、ゆとりを持たせた
②グラフやタイトルなど、要素と要素の間にスキマを作って見やすくした
③揃える所はしっかり揃える様にした


余白を上手く使うと、読みやすさアップ、クオリティアップにつながります。
見た人にしっかり伝わるデザインにするために、
今日から「余白」を意識してみてはいかがでしょうか。

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