販売促進コピーライティング 「残念」なDMにならないためのライティング術 19.06.28 販促ツールの定番として活用されることの多いDM(ダイレクトメール)ですが、「いまいち反応が悪い」、「効果的な文章の書き方が分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回はDMの反響率を上げるためのいくつかのポイントをご紹介したいと思います。 POINT1 「みなさま」ではなく「あなただけ」に宛てた文章に!重要なのはDMを受け取った相手に「私に向けて書かれたものだ」と感じてもらうこと。書き手は読み手との距離感を縮めるため、できる限りビジネスライクな文体は避け、親しみやすい文章を書くよう意識しましょう。また、DMは何千、何万通と送り先も膨大なため、メッセージの内容も抽象的になりがちです。しかし、「どうせみんなに同じことを言っているんだな」と思われると相手の関心も遠ざかってしまうため、あらかじめターゲットとしたい具体的なお客様像=ペルソナを想定しておくと、よりパーソナル感の増したDMが完成します。POINT2 自分の伝えたいことではなく読み手が知りたいことを中心に!書き手はついつい「自分の伝えたいこと」を中心に文章を作成しがちですが、それはNGです。DMを手に取って読んでもらうためには、「読み手」の視点で文章を書くこと。そうすれば、続きを読んでもらえる確率がグッと高まります。具体的な手法としては、読み手を主語にするのが効果的です。例1)× 当社のサービスの魅力は●●です〇 貴社の●●を解決するサービスのご案内です例2)× 当社が取り扱っている商品・サービスについてご紹介します〇 あなたは●● なことでお悩みではありませんか?POINT3 どんなお得があるか、メリットをきちんと提示すること!読み手が知りたいのは、その商品やサービスを使うことで、「自分にとってどんな良いことが起こるか」ということ。自社の商品やサービスを案内する際も、その特徴がお客様に対してどんな変化やメリットを提供できるのかをアピールしましょう。例1)× マン・ツー・マンでの授業が魅力です〇 授業を受けた生徒は、テストの点数が30点もアップしました例2)× 冷感素材を使用した新発売の布団シーツです〇 冷感素材を使用した布団シーツで、寝苦しい夏の夜も快適にPOINT4 文章はシンプルかつ具体的に!いざDMを手に取ってもらえたとしても、専門用語や難しいカタカナ言葉ばかりが並べられていると読む気が失せてしまうため、できる限り避け、シンプルな文章を心掛けましょう。また、「たくさんの」「多数の」など、人によって解釈が異なる表現もあいまいで説得力がありません。DMの文章に必要なのは具体性。かわりに「70%」や「350人が」など、細かい数字を使えば、より目にも止まりやすく効果的です。例)× アンケートを実施したところ、大多数のユーザーから「満足」との声をいただけました〇 アンケートを実施したところ、94.7%のユーザーから「満足」との声をいただけましたまとめいかがでしたか? ほんの少しの工夫を施すだけでも、読まれる確率はアップします。せっかく時間と費用をかけて制作するDMだからこそ、しっかり成果をあげたいところ。ぜひ今回の記事でまとめたポイントもうまく活用し、今後のDM制作に役立ててみてください。 関連記事 ちゃんと設置している? Webのシンボルアイコン“ファビコン” お客様の状況に合わせて販促活動を最適化する「PULL型営業」の仕組み... 企業再生の “切り札” 生まれ変わるためのインナーブランディング【イ... Webページが更新されないときは、スーパーリロード(フルリロード)を...
販促ツールの定番として活用されることの多いDM(ダイレクトメール)ですが、
「いまいち反応が悪い」、「効果的な文章の書き方が分からない」と
お悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回はDMの反響率を上げるためのいくつかのポイントをご紹介したいと思います。
POINT1 「みなさま」ではなく「あなただけ」に宛てた文章に!
重要なのはDMを受け取った相手に「私に向けて書かれたものだ」と感じてもらうこと。
書き手は読み手との距離感を縮めるため、できる限りビジネスライクな文体は避け、
親しみやすい文章を書くよう意識しましょう。
また、DMは何千、何万通と送り先も膨大なため、
メッセージの内容も抽象的になりがちです。
しかし、「どうせみんなに同じことを言っているんだな」と思われると
相手の関心も遠ざかってしまうため、あらかじめターゲットとしたい具体的な
お客様像=ペルソナを想定しておくと、よりパーソナル感の増したDMが完成します。
POINT2 自分の伝えたいことではなく読み手が知りたいことを中心に!
書き手はついつい「自分の伝えたいこと」を中心に文章を作成しがちですが、
それはNGです。
DMを手に取って読んでもらうためには、「読み手」の視点で文章を書くこと。
そうすれば、続きを読んでもらえる確率がグッと高まります。
具体的な手法としては、読み手を主語にするのが効果的です。
例1)
× 当社のサービスの魅力は●●です
〇 貴社の●●を解決するサービスのご案内です
例2)
× 当社が取り扱っている商品・サービスについてご紹介します
〇 あなたは●● なことでお悩みではありませんか?
POINT3 どんなお得があるか、メリットをきちんと提示すること!
読み手が知りたいのは、その商品やサービスを使うことで、
「自分にとってどんな良いことが起こるか」ということ。
自社の商品やサービスを案内する際も、その特徴がお客様に対して
どんな変化やメリットを提供できるのかをアピールしましょう。
例1)
× マン・ツー・マンでの授業が魅力です
〇 授業を受けた生徒は、テストの点数が30点もアップしました
例2)
× 冷感素材を使用した新発売の布団シーツです
〇 冷感素材を使用した布団シーツで、寝苦しい夏の夜も快適に
POINT4 文章はシンプルかつ具体的に!
いざDMを手に取ってもらえたとしても、専門用語や
難しいカタカナ言葉ばかりが並べられていると読む気が失せてしまうため、
できる限り避け、シンプルな文章を心掛けましょう。
また、「たくさんの」「多数の」など、人によって解釈が異なる表現も
あいまいで説得力がありません。DMの文章に必要なのは具体性。
かわりに「70%」や「350人が」など、細かい数字を使えば、
より目にも止まりやすく効果的です。
例)
× アンケートを実施したところ、大多数のユーザーから「満足」との声をいただけました
〇 アンケートを実施したところ、94.7%のユーザーから「満足」との声をいただけました
まとめ
いかがでしたか?
ほんの少しの工夫を施すだけでも、読まれる確率はアップします。
せっかく時間と費用をかけて制作するDMだからこそ、しっかり成果をあげたいところ。
ぜひ今回の記事でまとめたポイントもうまく活用し、今後のDM制作に役立ててみてください。