アドバンド株式会社

”らしさ”は、動画で。~動画の利用が大流行の兆し~【後編】

19.12.05
”らしさ”は、動画で。~動画の利用が大流行の兆し~【後編】

動画の主な使用用途は「販促」と「採用」です。

その中でも、使い道は「リアル」と「Web」に分けられます。


掲載すべき要素や表現の方法を意識した動画を作成し、

適切な場面で利用することで

最大限の効果を発揮します。


今回は、動画の具体的な利用場面と、

場面ごとに意識すべき内容について解説していきます。


【販促 リアル】セールスの場で強いインパクトを与える

商談で自社の特徴や製品・サービスの魅力を伝えるとき、

営業マンのスキルによって押し出すポイントや表現方法が変わってしまいます。

全員が魅力的な説明をできるよう教育することは、非常に難しいものです。


しかし動画であれば、情報が均質化され、

スキルに左右されない説明ができるようになります。


制作面では、情報を詰め込みすぎず、特に重要なことにフォーカスすることを徹底。

製品・サービス1つにつき、動画を1本制作するのが理想です。

商談ごとに使い分けると大きな効果が出るでしょう。


内容面では、自社が言いたいことばかりでなく、取引することのメリットや製品・サービスの価値を感じさせることを意識すべきです。


【販促 Web】24時間365日、自動的に売りつづける

ユーザーは自分の疑問を解決してくれる情報を探してWebサイトにたどり着きます。

「どんな人が使っていて、どんな評価をしているんだろう」

「大きさや形はどのくらいで、実際にどう使えばいいのか」

「使用後はどんな効果が生まれるのか」

などさまざまな疑問を抱えています。

そのため、わかりやすさを重視した動画が必要なのです。


製品・サービスを実際に使用している場面やお客様の声など、

いくつかの動画を用意し情報提供を行うことでニーズを満たすことができます。


Webサイトは24時間365日情報提供が可能。

テーマごとに多くの動画を掲載し安心感を高め、

ブランド向上につなげることが重要です。


【採用 リアル】就活生の心を“わしづかみ”する

会社説明会に参加する就活生の中には、

「現時点での志望度は高くないが、業界を知るため参加している」という人も多いです。


そのため、他社と比較した優位性を感じさせる必要があります。

自社の特徴や仕事風景、社員の空気感など、

将来の姿が想像できる内容を盛り込むことが重要です。

キャッチーな言葉や壮大な音楽、疾走感のある映像。

心が震えるような表現が求められます。


逆に社長メッセージや沿革など、

学生が興味を持ちづらい内容を長時間上映することは、控えたほうが良いです。


動画世代である就活生は、審美眼が発達しています。

第一印象が決まる冒頭の数秒間には特に気をつけたいですね。


【採用 Web】"新たな発見"で他社との差別化を計る


就活生は日々数十社ものWebサイトを閲覧しています。

そのため、魅力的なコンテンツがなければ興味を引くのは難しいのです。


理念や情熱が伝わるキャッチコピー、

現場の空気を感じる画像などももちろん重要です。


しかし、興味を引くという点では動画に勝るものはありません。


特に、“新たな発見”を掲載したものが効果的です。

社風やホンネがわかる「社員座談会」や「社員の1日」など、

普段は知ることのできないコンテンツを用意しておくことで関心を引き、

入社意欲を高めることができます。

Webサイトに掲載する採用動画は、わかりやすさとインパクトの両立が必要です。


そのため、入念な企画・構成が求められるのです。


まとめ

紙媒体、Webサイトが成熟しつつある現代において、

他社との差を訴求することは容易ではありません。


自社や製品・サービスの“らしさ”を伝えるには、動画の活用が最も効果的です。

対象の目的・内容を十分に吟味し、クオリティの高い動画をつくる。

最適な場面で用いれば、必ずや貴社の広報活動に貢献するはずです。





               


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