公開
2025/10/28

思わず読みたくなる、ワンランク上の統合報告書を制作しよう

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企業の財務・非財務情報を一つのパッケージで伝える「統合報告書」。なかには、定められた基準に則って情報開示しただけの“ざんねんな”制作物も。今回は、他社と差がつく統合報告書へアップデートするためのヒントをお伝えします。

目次

上場企業を中心に広がる「統合報告書」
今では読者層の多様化が進む

社会課題への関心が高まる今、特に世間の目が集まりやすい上場企業では、利益だけを求めるのではなく、社会の公器として持続可能な経営に向かう姿勢が重視されます。それを示す重要なツールが、統合報告書。最近はウェブサイトで開示する企業も増え、リテラシーのある機関投資家から業界知識に乏しい就活中の学生まで、読者層は多岐にわたります。対象読者を拡大し、多くのステークホルダーに企業価値を知ってもらうことは、持続可能な事業活動に欠かせません。

現在のままでは不十分かも?
リニューアルで気をつけるべきポイント

統合報告書を改訂するにあたって、留意点が2つあります。きびしくなる開示基準

きびしくなる開示基準

サステナビリティ経営の潮流はますます加速していくでしょう。今後、財務と非財務を数値化し、理論的かつ納得感のある情報開示が求められるようになります。

世の中の高度化・複雑化

製品・サービスやビジネスモデルが難解になり、自社のことをよく知らないステークホルダーに理解をうながすことが難しくなっています。

初めて接点を持つ読者には、わかりやすく興味を引く表現を意識すること。業界を知るリテラシーの高い読者には、財務・非財務の関連性をロジカルに展開することが求められます。

ビジネスモデルと自社らしさの表現を工夫
ステークホルダーの心をつかもう!

制作の肝となるのは、「わかりやすさ」。ビジネスモデルを表現するときは、だれに・なにを・どうやって提供しているかを具体的に伝えるようにしましょう。その上で読者の興味を引くのが「自社らしさ」です。「なぜ創業したのか」「なぜこの事業に参入したのか」など、WHYを突き詰めることで、企業価値とともに自社らしさを洗い出すことができます。それを表現するデザインもポイント。VI(ビジュアル・アイデンティティ)を活かすか、VIがなければ自社らしさを表す見た目を考えます。企業価値をわかりやすく表現するなら、視覚的な統一感も大切です。

IR活動への要求はますますシビアに
だからこそ価値のある一冊を

これから先、統合報告書には経営戦略や事業内容を財務・非財務情報と結びつけ、より定量的かつ論理的に明示することが求められます。統合報告書のメリットは、任意開示である点。「自社らしさ」を十分に検討してから発行できるという特徴があります。じっくりと時間をかけて、ビジネスモデルや特長をうまく表現したオリジナリティのある一冊を制作してみませんか?

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