- 公開
- 2025/10/28
会社を一つにする、実りある周年事業とは
 
                 
                目次
周年事業を成功させるカギは「自社らしさ」
企業の強みとなる従業員の持続的なエンゲージメント向上には、周年事業が最適です。ただイベントを開催するだけでなく、周年事業を通過点として会社の方向性を示しつつ、従業員との日々のコミュニケーションを改善することが、エンゲージメント向上に有効です。そこで示す自社の方針や考え方の確立に必要なのが「自社らしさ」。自社らしさを見つけるには、会社の歴史を見直してみましょう。偏った意見や未来への期待は不確実ですが、歴史は紛れもない真実だからです。
読者を引き込むのは、必要な情報を盛り込んだ「物語」
会社の歴史をまとめる際は、年表と文章を併用することで読者の理解を促すことがポイント。文章を作成する際は、以下の4つに注意することが重要です。
起きた事柄を時系列に並べるのではなく、ストーリーとして編集する
出来事が現在、どのような強みや特徴につながっているかを考える
自社だけでなく社会や業界の変化にも言及する
業界知識に依存しない、わかりやすい表現で書く
これらに加え、「なぜ、創業者は会社を設立したのか?」「なぜ、新たな市場を開拓する必要があったのか」など、「WHY」の回答を意識することで、理由や目的を深掘りでき、自社らしさや企業価値の発見につながります。
効率的に社史の編纂をするための4ステップ
社史の編集は、十分に準備をした上、順序立てて進めることが大切です。
1.用途と編集方針を決める
何を目的とし、誰を対象として、どんな行動をとってもらいたいのか。活用シーンを思い浮かべながら、企画・構成を検討します。
2.出来事記入シートをつくる
社会・業界の出来事、自社の出来事、事業の出来事に分け、「引用データ」として過去の発行物やアーカイブ情報、新聞記事などを紐付けます。
3.取材・インタビューを行う
会社や事業のキーパーソンに対し、一度に2〜3名を目途に取材を行い、内容を深めます。
4.素材から原稿を作成する
多くの場合、支援会社のライターが担当します。複数回の校正や、第三者による校閲を行い、原稿が完成します。
実りある周年事業で「勤めていてよかった」と思える会社に
周年事業は、従業員のエンゲージメントを高める「起爆剤」。社史は、従業員が共通認識を持ち、一体感を育むための「バイブル」のようなものです。企業の存在価値やサステナビリティが問われる時代だからこそ、日々のコミュニケーションの向上と成長につながる周年事業に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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