公開
2026/10/09

サステナビリティレポートで広げる、中小企業の可能性

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企業規模に関わらず、会社の持続可能性が問われる時代。従業員数43名のヒーターメーカー、株式会社スリーハイでは、アニュアルレポートの制作に力を入れています。今回は、同社社長とレポートの制作担当者にお話を伺いました。

目次

名字 名前

株式会社スリーハイ 代表取締役

男澤 誠さん

大学卒業後、大手通信建設企業に入社。2000年、父が創業した株式会社スリーハイに入社し、2009年からは代表取締役を務める。現在は、インターネットを活用した販路拡大や社内業務のシステム化に取り組む。

名字 名前

株式会社スリーハイ 経営推進室 室長

徳江 彩貴さん

求人広告の営業や大手飲食店の販促・広報部門を経て、2019年に入社。経営推進室長として、社内の生産性向上に取り組みながら、2021年に創刊したアニュアルレポート『OMOU』の編集長を務めている。

ESG情報の発信が成長のカギだと実感
レポートを通して企業価値を伝える

非上場企業でありながら、アニュアルレポートを制作することになった背景を教えてください。 

男澤 あるとき、新聞で「上場企業は今後、投資家向けにESG(環境・社会・ガバナンス)の情報開示が求められる」という記事を見かけました。その矢先に、お客様からの取引先調査で「貴社は社会的にどんな価値を提供する会社ですか?」という、今までにない質問を受けたんです。こうした出来事から、今後私たちのような中小企業が大手企業と取引するには、環境や社会への取り組みを開示していく必要があると思いました。

徳江 レポートの制作が決まると、私は編集長を任されました。でも、当初は右も左もわからなくて(笑)。そんなとき、SDGs関連のセミナーで出会った方から、企業活動をロジックツリーにまとめるようアドバイスをもらったんです。整理してみると、自社の価値創造の流れがひと目でわかるようになり、とても有意義な冊子ができたと思いました。

社員の意識改革を経て、今では事業活動に欠かせないツールに

発行したレポートは、社内外でどのような反応がありましたか? 

徳江 制作メンバーはレポートの完成度に自信を持っていた一方で、ほかの社員からは「紙の無駄遣い」「誰にも渡していない」と厳しい意見が相次ぎました。そこで、社長自ら社内勉強会を開き、レポートに込めた想いや重要性を社員に説いたんですよね。

男澤 そうですね。勉強会を重ねるにつれ、社内でもレポートの重要性が浸透してきました。また、金融機関からの評価も変わったんです。融資の相談をする際、決算書と一緒にこのレポートをお渡しすることで、未来に向けた深い話ができるようになりました。

徳江 社員も今では当たり前のようにレポートを持参して営業に行くようになりました。レポートの制作に関する講演に登壇する機会もいただいたことで他社との接点も増え、ビジネスチャンスにもつながっています。

男澤 今の時代、物価が上がっても企業は価格転嫁ができないといわれます。しかし、企業が社会に与える価値をお客様からきちんと理解してもらい、適切な価格で取引できることは、会社が持続的に成長するために非常に重要なんです。私たちのような中小企業は、その価値を自ら発信していく必要があると思っています。

企業からの想いを読み手に伝え、共感者を一人でも増やす

レポートの活用の幅が広がるなか、今後どのようにツールを進化させていきたいですか?

徳江 編集長として、今後も読者が期待する内容を発信していきたいです。これまで登場したことのない社員へのインタビューや、各部署からのアイデア募集も考えています。当社らしさを維持しながら、読みやすい冊子になるよう制作していきます。

男澤 実は海外からの引き合いも増えていて、最新号からは英語版も発行しているんです。読者が「こんな会社と一緒に仕事がしたい」「この活動を自社でもやってみたい」と感じるような、お互いの想いが循環する一冊になればいいなと思います。

株式会社スリーハイ

1987年に創業。半導体や食品、化粧品といったあらゆる業界に向け、産業用電気ヒーターを製造・販売している。国内外の顧客に対し、熱の困りごとに特化したソリューションを展開中。

広告・広報支援の頼れる“相棒”。
それが、アドバンドです。

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担当者の悩みや課題に寄り添い、ともに解決策を考える─。それが、アドバンドの使命です。 目的達成のためには、できることは何でもやってみる。
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